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なでしこジャパンでママ選手は過去に一人だけ?

サッカー

この記事に書いてあること

国際サッカー連盟(FIFA)が2020年12月4日に、プロの女子サッカー選手が産休を取れる新たな規則を採決しました。日本ではママサッカー選手は非常に少なく、なでしこジャパンでは、2013年に現役を引退した宮本ともみがママ選手第1号で、それ以降誕生してないということについてご紹介している記事です。

ともだち

FIFAがサッカーのプロ女子選手が産休を取れる規則を定めたみたいやね

ランビア

というか、このご時世その規程が無かったんや!

日本でも女子サッカー人気は、ワールドカップで優勝して以降、人気が出て競技人口も増えましたね。

しかし、男性と違い女性ならではの人生のステージが妊娠&出産です。

サッカー選手として活躍している時に、妊娠をすれば試合はおろか練習も休まざるをえなくなります。

それを考えると、今回のFIFAの新たな規則をすごく重要ですね。では、いままで日本では妊娠&出産し現役を続けた選手はいたのでしょうか?

女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」ではどうだったのかを探ってみました。

なでしこジャパンでママ選手だったのは宮本ともみさん一人だけ

宮本ともみ
名前宮本ともみ
フリガナミヤモトトモミ
生年月日1978年12月31日
出身地神奈川県相模原市
身長168cm
体重59kg
現役時のポジションMF(ミッドフィルダー)

1997年に日本代表入りをして、10年に渡り日本代表の選手として活躍されています。

2007年の女子ワールドカップに出場が日本代表の最後で、2012年に「伊賀FCくノ一」に所属している時に現役を引退しました。

現在は、U-16/17日本女子代表のコーチをしたり、サッカーの解説などをされています。

26歳のとき長男を出産し、「伊賀FCくノ一」にて産休・育休を取得しています。

ランビア

FIFAの規定関係なく、取得していたのですね。

このため、2005年シーズンは選手登録されませんでしたが、2006年シーズンに再び選手登録され現役復帰してます。

ランビア

それだけ貴重な選手だったということですね

▼下は現役時代の宮本ともみ選手が写っているので貼り付けておきます。

ランビア

このときはすでに1児のママ選手だったってことですよね

国際サッカー連盟(FIFA)が産休制度の規則を作った理由

日本に住んでいると、会社に勤めていて女性が妊娠&出産で産休を取れないような国は無いように思います。

おそらくサッカーのクラブチームにおいても同様なのだと思いますが、世界をみるとまだ妊娠をした時点でサッカーを辞めざるをえない国も多いのかも知れませんね。

女子選手のキャリアを安定させる必要がある。産休を取った後、いつプレーを再開できるのかということにも悩むべきではない

FIFAインファンティノ会長の説明より

女子サッカーでFIFAランク1位のアメリカでは?

日本がアメリカに4-1という圧倒的なスコアで負けた2015年カナダワールドカップにて、優勝トロフィーを掲げた表彰式後にに、ピッチで子どもを抱きかかえて喜ぶママ選手が3人もいたのです。

アメリカでは1990年代後半から、「ナニープログラム」といって遠征や海外試合に子どもを連れていくことを可能にするプログラムが始まっています。

遠征に連れてくるベビーシッターの費用をクラブやスポンサーが負担するというもので、出産にかかる産休だけでなく育児のことも考えられています。

サッカーでは後進国であるアメリカの女子サッカーが強い理由がそういうところにもあるのかも知れませんね

【最後に】女子サッカー選手が妊娠&出産後に復帰するためには

アメリカの例はベビーシッターを帯同させて、費用はクラブが負担するというシステムは非常にいいと思います。

それと、パートナーである男性が育児を担当し仕事を休むことができるような社会になっていかないと、試合で遠征などが多いサッカー選手という職業は続けられないでしょう。

産休のシステムは整いつつあるので、今後は日本の女子サッカーが更なるレベルアップのためにも、もっと男性が育児休暇を取れるような社会になっていってくれることを望んでいます。