ローラースケートとインラインスケート子どもにはどっちがいい?
この記事は、子どもに人気があるローラースケートとインラインスケートの特徴と違いについて書いています。また、それぞれのブレーキのかけ方も紹介しています。ローラースケートとインラインスケートのどちらが子どもにとっていいのか紹介しています。
ローラースケートとインラインスケートってどっちがどっちか、分からないんだけど
いやいや、すぐ分かるやろ?教えたろか?
小学生くらいになるとローラースケートやインラインスケートに興味を持つ子どもも多いのではないでしょうか。プレゼントに買ってあげたいと思ってもどっちがいいのか迷いますよね。知ってるようで何となくしか知らないローラースケートとインラインスケートの2つの特徴と違いについて調べます。
ローラースケートとインラインスケートの違い
本来なら、ローラースケートは「ローラー(車輪)がついている靴の総称」です。
近年、ショッピングセンターなどで子供が履いていることがある踵に小さなローラーが内蔵されている靴「HEELYS」もローラースケートになります。
本記事ではウィール(車輪)が自動車のように四隅にある「クワッドローラースケート」のことをローラースケートと呼びます。
ローラースケートとインラインスケートは似ているようで使い方が全然違います。
ローラースケート
- ウィール(車輪)の位置は自動車のように四隅にある。
- 基本的には足首は固定されていない。
- 靴の前部分にゴム製のストッパーブレーキがついている。
- 皮や合皮などの柔らかい素材でできており、靴紐を締め上げて履くタイプのものが多い
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足首が固定されていないこと、ウィールが車のようについている作りであることから曲線を描くような滑らかな動きができます。フィギュアスケートの陸上練習にも使われており、ダンスなどにも向いています。
インラインスケート
- ウィール(車輪)の位置は縦一列に並んでいる。
- 硬いブーツはふくらはぎまであり足首は固定されている。
- ウィールの後ろにプラスチックのヒールブレーキがついている。
- プラスチック素材などハードな素材でできており、バックルで固定して履くタイプのものが多い。
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ウィールが足よりも長い作りなので前後に転倒しづらく、直線的でスピードを出しやすいです。
スキーの陸上練習でも使われていて、通勤に使用している人もいるそうです。
ローラスケートとインラインスケートは作りの違いから、得意な動きが全然違います。
ローラースケートはダンスなど「魅せる」要素が強く、インラインスケートはスピードが出るので「スポーツ」要素が強いと思います。
次は特徴的な止まり方を詳しく説明します。
ローラースケートの止まり方
ローラースケートは足をハの字にして止まったり、つま先にゴムのストッパーがついているのでそれを使います。
ストッパーで止まる場合、基本的には利き足のストッパーを使うことが多いです。左右交互に体重をかけて滑っていると思いますが、片足に体重をかけた状態でもう一方の足のつま先のストッパーを床にこすりつけます。
その時、こすりつける床は軸足となっている足の後ろです。
軸足となっている足の前でストッパーを使うと前につまづいてしまうので注意が必要です。
インラインスケートの止まり方
止まり方はいくつかありますが、インラインスケートの基本の止まり方は踵についているヒールブレーキを使用します。
両足を平行にしてからブレーキ足を前にして、もう一方の足を後ろに引くようにします。
前後に足を開くイメージです。その後、前に出している足のつま先をあげていきヒールブレーキを床に着くようにして止まります。
踵で何かを踏むイメージとも言われています。
【最後に】多く流通しているインラインスケートの方が扱いやすい?
以上「ローラースケートとインラインスケート子どもにはどっちがいい?」についてご紹介してきました。
いかがでしたか?
ローラースケートに比べインラインスケートの方がバックルで固定するものが多いため、使う子どもにとって履きやすさや扱いやすさは上です。
また素材もインラインスケートはプラスチックでできており、汚れても布で拭き取れば良いのでお手入れも簡単にできます。
またインラインスケートの方が多く流通しているため取り扱いしている店が多く、パーツの交換やカスタマイズも多くのスポーツショップで可能です。
使いやすさについてですが、ローラースケートに比べインラインスケートは使っている子どもが多いため、見て学ぶことができ上達も早いかもしれません。
インラインスケートの方が扱いやすいと思いますが、子どもがどちらがやりたいのかが一番重要ではないでしょうか。
ローラースケートもインラインスケートも子供の体幹とバランス感覚が養われ、集中力も身につけることができるものなので、子どもが怪我に気をつけながらも楽しめ方を選べるといいなと思います。