【カバの走る速度】ケニアのマラソン選手がカバに襲われた!
2011年11月、国際千葉駅伝で5区の10kmを27分43秒という見事な走りを見せ優秀選手賞を受賞したこともあるケニア代表のエドウィン・モクアが、ロード練習中にカバに襲われました。命に別状はないとのことですが、カバに襲われたらどの程度の速さで走れば逃げ切れるのでしょうか?
ケニアの陸上男子長距離選手エドウィン・モクアが練習中にカバに襲われて病院送りとなっていたらしいというニュースが入ってきました。
えっ、カバって草食動物やんなぁ?
そうなんやけど、どうやらかなり獰猛で、ちょいちょい人を襲ったりするらしいねん
そうなんです。
動物園で見るカバは、だいたい水に入っていてノンビリしている印象なのですが、自然界での生息地であるサバンナではかなりの暴れん坊らしいのです。
そうは言っても、図体も大きいし陸上選手なのだから逃げ切れるんじゃないの?
そう思うよね。だから、実際にどのくらいの速さで走るのかを知った上で、エドウィン・モクアの走る速さなどと比較して、逃げられるのかを検証してみました。
カバの走る速度は?
カバは、時速30km以上で走ります。
また、それにも個体差があり30〜40km/hと言われ、場合によっては50km/hにもなりますが、図体の方は、大人になると体長が約4m、体重は1.5tにもなると言われています。
ノンビリと移動しそうな見た目に反して、めちゃくちゃ速く走ります。
エドウィン・モクア選手の走るスピードを時速に換算すると?
エドウィン・モクア選手の国際千葉駅伝での10kmを27分43秒で走ったという記録から、時速に換算すると21.64km/hとなります。
おそらく襲われるまでカバに気付かなかったとは考えられないですが、事前に察知していたとしても時速30km以上で走るカバには追いつかれてしまいます。
そう考えると、ほとんどの人は追い付かれてしまいますよね
いや、時速30km以上っていうのはかなり速いんじゃないかな?
人類史上1番速く走る男なら逃げ切れるか!?
当記事執筆時点(2020年10月4日)で、陸上男子100mの世界記録はウサインボルトの9秒58です。
これを時速になおすと、約44.6km/hとなります。
カバの走ると速度は30〜40km/hということなので、ボルトなら逃げ切れるかも知れませんが、個体によっては50km/hほどで走れるカバもいるとのことなので、ギリギリ逃げきれるかどうかといったところのようですね。
【結論】カバからは逃げきれない!
いろいろと文献を読んで(英語の文献もGoogle翻訳で訳して読んだよ)、対策を探ってみましたが、結局なにも出てきませんでした。
つまり、ウサインボルトでも逃げ切れるかどうかという話なので、普通の人間にはまず逃げきれないし、獰猛で皮膚の硬いカバには対抗する有効な手段は無いようです。
ということは、カバの縄張りには入らないことが大事ということになりますね。
カバには気をつけましょうね!
えっ、まさかの締めくくり?近所にカバはおらんしwww
確かに日本ではカバは動物園にしかいませんが、知識として知っておくと明日にでも「ドヤ顔」できますからね。
では、また。
最後まで読んでいただきありがとうございます。