【ラグビー】股間をつかむのはルール違反?反則名は?
欧州プロラグビーで、2020年12月11日に相手選手の股間をつかんだ選手が2週間の出場停止になったというニュースを見たのですが、そもそもラグビーという常にコンタクトのあるスポーツで相手選手の股間をつかんではいけないというルールがあるのかどうを解説しています。
そういえばランビアってラグビーやってたよね。
試合中に股間を掴まれたりしたことはなかった?
うんうん、やってたで!
それで、股間掴まれたこと?
そんなの何回もあるでー(笑)めっちゃ痛いで。
でも、故意にされることはないなぁ。男同士で股間触りたないやろ(汗)
ラグビーというのはボールを持って走る選手に対して、タックルをすることは許可されていますし、ボールを持った(地面に置いた)選手の周りに密集(ラックやモール)を作ることもあり、常に選手同士がぶつかり合っています。
そんな中、股間をつかむという行為は、どのような反則として明記されているのでしょうか?
ラグビーで股間をつかんではいけないというルールはない
▲上の動画は、反則ではなく、ちょっと面白いことになってしまったシーンです。
「ラグビーには股間をつかんではいけない」と明記されているわけではありませんが、やはり男性(女性も)にとっては、弱点になる部分です。
ラグビーのルールで「不正なプレー」の中の「危険なプレー」に該当すると考えられます。
プレーヤーは、誰かに暴行したり、暴言を吐いたりしてはならない。暴行には、かみつき、殴打、目や目の周辺部への接触、腕、肩、頭、膝のいずれかの部分を使って殴ること(スティフアームタックルを含む)、踏みつけること、足でつまずかせること、蹴ることを含むが、この限りではない。
ラグビー協会「競技規則」より
危険なプレーに該当した場合は、反則をした選手は即退場となります。
試合の再開は通常のペナルティ同様に、キックかスクラムかの選択ができます。
該当のニュースの選手はどうなったか?
オーストラリア出身で21歳のロークは、スタッド・フランセが敗れたヨーロピアンチャレンジカップ(2020-21 European Challenge Cup)のベネトン・トレビーゾ(Benetton Treviso)戦で、「相手ウイングのレオナルド・サルト(Leonardo Sarto)の股間をつかみ、競技規則第9条第27項の違反により」レッドカードを提示され、2週間の出場停止処分を科した。
ニュースでは上のように報じられていたので、2週間の出場停止になりました。
ラグビーは意外に細かいルールが多くある
ラグビーは見た目から、ワイルドなイメージがありますが、実は発祥の地イギリスでは「紳士のスポーツ」とされていて、ルールも細かく設定されています。
同じイギリス発祥のスポーツであるサッカーのルールはとても簡便なものなのですが、ラグビーに関しては非常に細かく定められています。
特に必要以上に危険なプレーを防ぐためのルールが多くあり、タックルの位置やタイミングに関しても定められています。
【最後に】ラグビーでは故意に股間を掴んだり殴ったりは絶対だめ!
以上「【ラグビー】股間をつかむのはルール違反?反則名は?」についてご紹介しました。
いかがでしたか?
筆者はラグビー経験者で、高校から大学はラグビー部でした。
もちろんタックルが股間に入って悶絶したりしたことは何度かありますが、あくまでタックルが高く入りすぎた結果で、故意ではないので、退場するようなことはありません。
出場停止になった選手は、頭に血が上っていたのか、ガッツリ故意でやったのでしょうね。