【内田篤人】指導者デビューするも監督にならない!?

元日本代表DFウッチーこと内田篤人氏が、2020年8月に鹿島アントラーズで現役を引退し、翌月9月13日に日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任しましたね。
今後指導者としての道を進んで、将来は監督かと思いきや、どうやら違うようです。

ウッチーからの絶妙のパスを本田圭佑がもらってシュートというシーンは、日本代表の試合で何度もありましたね。

長友とウッチーのサイドバックって、いま考えても最強やで!
そのウッチーこと内田篤人氏ですが、惜しまれながら2020年8月23日に現役サッカー選手を引退しました。
同じサイドバックとして共に日本代表で戦った長友佑都選手の方がまだ年上ですが、第一線で選手としてプレーしていますから、そりゃ惜しいと思われますよね。
さて引退となると今後の進路ですが、早速日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」としての活動を始めましたね。
というこは、今後は鹿島アントラーズや日本代表の監督も視野に、、、と思いきや、どうやらウッチーの中では違うようなので、その辺りをお話ししていきます。
内田篤人ロールモデルコーチとして指導者デビュー
千葉県で2020年9月14日からのU-19日本代表候補合宿で「ロールモデルコーチ」としての初仕事をしています。
「そんなんじゃまだまだ(世界に)届かないよ」
という言葉で選手達を引き締めた場面もあったそうです。

日本代表として、そしてヨーロッパのクラブで活躍したサッカー選手としての言葉は重いですよね。
ちなみにロールモデルコーチとは、日本サッカー協会(JFA)で新設された役職で、内田篤人氏がはじめて。指導者ライセンスを保有していないため、正式なコーチ任命はできないが、一緒にプレーをするなどして、ロールモデル(模範)としての役割が期待される役職とのこと。
監督および指導者を目指していくのかも未定
「指導者は、本当に難しい職業だと思います。もしもアントラーズの監督をやることになって(契約に)サインをしたら、それがもうクビへのカウントダウン。二度とこのチームに戻って来られなくなるかもしれない。僕が在籍した間の監督を見ていても、そのように思ってしまいます。監督ではなくて、スタッフになれれば、ずっとチームに携わることができるかもしれません。そこが難しいなと」
内田篤人氏談
内田氏が指導者キャリアを本格的に歩んでいくかどうかは決まっていないようだ。反町委員長は内田氏にライセンス講習を受講するよう伝えたとは明かしつつも、「無理やりではなく、本人の意向もある」「優遇するつもりはないし、彼に委ねている」と強制や特別扱いは否定。「彼が指導者の道を歩むのであれば、この活動が少しでも礎になれば」と語った。
反町康治技術委員長談
当記事執筆時点で、現役のサッカー選手から引退して、まだ1ヶ月程度。
サッカー選手が引退後に進む道としては、サッカー解説者だったり指導者になったりする方もいれば、自分でビジネスを立ち上げて全く違う方面へすすまれる方もいます。
いろんあ道があっても、現役時代は自身のプレーのことだけ考えているでしょうから、いまからゆっくり考えるのだと思います。
鹿島アントラーズに貢献したいという思いが、指導者キャリアへ行くことを悩ませる

鹿島アントラーズというのは、J1リーグでの最多タイトル数を獲得している強豪チームですが、ホームタウンである鹿行5市(鹿嶋、潮来、神栖、行方、鉾田)の人口が約27万人しかいません。
コロナ禍で、ファンが呼べないというのは、他のビジネスを展開できる東京や大阪、名古屋といった大都市圏のチームより、ダメージが大きかったと思います。
日本製鉄からメルカリに親会社が変わったりと、状況が変化したことも目の当たりにしているので、前述の本人談の「ずっとチームに携わることができる」という希望が出てきているのでしょう。

他チームを見ると、チームのスタッフとして運営側に回るとうのは前例のない話ではないんですよ!
クラブの運営側に回るという選択肢もある
おなじJリーグのセレッソ大阪を運営する株式会社セレッソ大阪の代表取締役社長は森島寛晃氏です。
モリシという相性でC大阪を牽引してきた中心選手で、日本代表としての出場経験もありますが、指導者としてではなく「アンバサダー」として、テレビ・ラジオ番組やイベントなどへ頻繁に出演したり、チームの編成やスカウティングにも携わるような運営側の仕事をして、現在は代表取締役に就任しています。
もし、鹿島アントラーズに長く貢献していたいという想いがあるのなら、もしかしたらモリシと同じような道を進むかも知れませんね。
【最後に】日本代表監督とか将来的に見てみたいが本人次第

「【内田篤人】指導者デビューするも監督にならない!?」について書きました。
「監督をすることで、二度とこのチームに戻って来られなくなるかもしれない」という、鹿島アントラーズに関われなくなるという不安と、自分の他の道での可能性、そして周りからの期待値などで、揺れているのかも知れません。
個人的には、指導者に向いているように思いますし、日本代表監督になっている姿なんかを見てみたいものですが、ご本人次第ですからね。
動向は、随時おっかけていこうと思います。
では、また。最後まで読んでいただききありがとうございます。
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