【三浦知良】キングカズの年俸は？54歳以上記録を作るのか！

2020-12-162020-12-19サッカー

もし、2020年12月16日のガンバ戦に出場すればJ1歳年長出場記録をさらに伸ばして、５３歳９カ月２０日に塗り替えます。

いったいどこまで伸ばすのでしょうか？

そして、気になるのはキングカズの年俸。

プロスポーツ選手は実力のみで判断され、年長だからといって年俸が上がる仕組みはありませんが、かと言ってキングカズが一般サラリーマンと同程度だとすると夢がない。。。

そんな三浦知良選手の年俸についてまとめました。

キングカズこと三浦知良選手の年俸と今までの推移

2020年、横浜FC所属のキングカズこと三浦知良選手の年俸は1,000万円です。

ここ数年変わってないようですね。

1999年にクロアチアのディナモ・ザグレブに所属していた時の2億9000万円がピークで、Jリーグに戻ってからは1億円を超えることはありませんでした。

2020年現在は1000万円となっていますが、それでも53歳で現役プロサッカー選手を続けているなんて、レンジェンドすぎて超カッコいいの一言ですよね。

ちなみに、詳細な表は次のとおりです。

年度	チーム名	年齢	年俸
1986年	サントスFC	19歳	700万円
1987年	マツバラ・CRB	20歳	1000万円
1988年	キンゼ・デ・ジャウー	21歳	1400万円
1989年	コリチーバ	22歳	2000万円
1990年	サントスFC	23歳	1億円
1991年	読売クラブ	24歳	1億5000万円
1992年	ヴェルディ川崎	25歳	2億4000万円
1993年	ヴェルディ川崎	26歳	2億4000万円
1994年	ジェノア	27歳	1億円
1995年	ヴェルディ川崎	28歳	1億円
1996年	ヴェルディ川崎	29歳	1億円
1997年	ヴェルディ川崎	30歳	2億4000万円
1998年	ヴェルディ川崎	31歳	2億6000万円
1999年	ディナモ・ザグレブ	32歳	2億9000万円
2000年	京都パープルサンガ	33歳	8000万円
2001年	ヴィッセル神戸	34歳	8000万円
2002年	ヴィッセル神戸	35歳	7500万円
2003年	ヴィッセル神戸	36歳	4500万円
2004年	ヴィッセル神戸	37歳	4500万円
2005年	横浜FC	38歳	3500万円
2006年	シドニーFC	39歳	3500万円
2007年	横浜FC	40歳	4000万円
2008年	横浜FC	41歳	3500万円
2009年	横浜FC	42歳	3500万円
2010年	横浜FC	43歳	3500万円
2011年	横浜FC	44歳	3500万円
2012年	横浜FC	45歳	1700万円
2013年	横浜FC	46歳	1500万円
2014年	横浜FC	47歳	1300万円
2015年	横浜FC	48歳	1000万円
2016年	横浜FC	49歳	1000万円
2017年	横浜FC	50歳	1000万円
2018年	横浜FC	51歳	1000万円
2019年	横浜FC	52歳	1000万円
2020年	横浜FC	53歳	1000万円

三浦知良選手が試合に出るとどうなるのか？

直近では、2019年に公式戦出場はJ2リーグ3試合、天皇杯2試合の合計5試合です。

2020年は、この記事執筆時点でまだリーグ戦の途中なので、まだ伸びる可能性はありますが、2020年12月15日現在で、2試合です。

J1所属の選手でこの試合数だと来季のメンバー登録は怪しくなってくるようなものですが、三浦知良選手の場合は別です。

三浦知良選手がいるということだけで、周りの選手に良い影響を与えるでしょうし、「カズがいる」「カズが出る」というだけで、来場客数が増え、横浜FCにはスポンサーが集まり、ファンがグッズを購入するのです。

僕は客寄せパンダで十分ですよ。だって普通の熊じゃ客は来ないんだもの。パンダだから見に来るんだもの。熊はパンダになれないんだから

AERAdot.メルマガ「「僕は客寄せパンダで十分」　三浦知良が現役を続けられる最大の理由」より

三浦知良選手自身も自覚しているようですが、それでもサッカー選手として現役を続けたいという気持ちが勝っているのでしょうね。

チームからの年俸の他、テレビ出演料や本の印税などは？

Jリーグの規定では、CMやテレビの出演に関する取り決めは次のようになっています。

1）クラブが本契約の義務履行に関する選手の肖像、映像、氏名等（以下「選手の肖像等」という）が、報道・放送において使用することについて、選手は何ら権利を有しない。
2）選手は、クラブから指名を受けた場合、Ｊクラブ、協会およびＪリーグ等の広告宣伝・広報・プロモーション活動（以下「広告宣伝等」という）に原則として無償で協力しなければならない。
3）クラブは、選手の肖像等を利用してマーチャダイジング（商品化）を自ら行う権利を有し、また協会、リーグ等に対しては、その権利を許諾することができる。
4）選手は、次の各号について事前にクラブの書面による承諾を得なければならない。
・テレビ・ラジオ番組、イベントへの出演
・選手の肖像等の使用およびその許諾（インターネットを含む）
・新聞・雑誌取材への応諾
・第三者への広告宣伝等への関与
5）第 3 項において、選手個人単独の肖像商品を利用した商品を製造し、有償で頒布する場合、または前項の出演もしくは関与に際しての対価の分配は、クラブと選手が別途競技して定めるとの規定があります（日本サッカー協会選手契約書 8 条、Ｊリーグ規約 97 条にも同様の規定が存在する）。

つまり、事前にチームに承諾を得た上で、出演料などの配分を決めるということですね。

また、印税に関しては横浜FCに所属する以前のものも多く、三浦知良選手個人に支払われているものと思われますが、最近は出版していないようですので、印税もそれほど多くないのではないかと思います。

本がどのくらい売れているか？など、分かり次第計算して、追記しますね。

三浦知良選手のWiki的プロフィール

名前	三浦知良
フリガナ	ミウラカズヨシ
生年月日	1967年2月26日
出身地	静岡県静岡市葵区
身長	177cm
体重	72kg
ポジション	FW
出身高校	静岡学園高等学校（中退）

三浦知良選手は上の表にあるように、高校を中退しています。

現在は未成年単身で海外に渡ってサッカーをすることはFIFAで禁止されていますが、当時はその規定もなく単身でブラジルへ渡り、ブラジルでプロサッカー選手としてスタートしました。

その後、日本にもどり読売サッカークラブへ所属し、Jリーグ発足後はヴェルディ川崎で活躍しました。

その後、海外に移籍し、日本に戻ってきてからも現役選手を続けています。

2017年に50歳14日で決めたゴールはリーグ最年長得点記録で「リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス記録にも認定されていますが、今後まだ現役を継続するならば、さらに自身の記録を更新するかも知れませんね！

【余談】漫画「GIANT KILLING」に登場している？

サッカー漫画「GIANT KILLING」に登場するキャラクターで、モンテビア山形のケン様こと古内健選手は、どうみても三浦知良選手にしか見えないのですが、どうでしょう？

気になる方は、「GIANT KILLING」19巻-20巻を読んでみてください！

【最後に】

以上「【三浦知良】キングカズの年俸は？54歳以上記録を作るのか！」についてご紹介してきました。

年間に数試合しか出場しない選手にしては1,000万円は高額ですが、それ以上の経済効果にクラブ側は年俸を支払っているのでしょうね。

筆者はセレッソ大阪ファンですが、横浜FCとの試合はカズが出場しないかと思って、コロナ禍のなかスタジアムに行きましたからね。

やはりそれだけの効果があるということですが、それ以上に53歳でプロの試合に出場できるだけのカラダ作りとトレーニングができていることが、尊敬に値します。

できるだけ怪我のないように、現役を長く続けてくれることを願っています。