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サガン鳥栖のスポンサー問題は?赤字でクラブ消滅の危機

2020-04-28サッカー

サガン鳥栖
この記事に書いてあること

サッカーJ1のサガン鳥栖の運営会社が株主総会で当期純損益が20億1486万9千円の赤字となる第16期(2019年2月~20年1月)決算を承認。大幅な赤字の原因であるスポンサー問題と、クラブ消滅の可能性を考えてみた記事です。

サッカーJ1のサガン鳥栖を運営するサガン・ドリームが2020年4月26日に株主総会を開いて、当期純損益が20億1486万9千円の赤字の決算を承認しました。

赤字は2期連続で、2012年にJ1に昇格して以来の最高の赤字額となっています。

赤字の理由は、サガン鳥栖のスポンサー問題

株主総会の同日2020年4月26日にメディア向けの事業説明会も行われており、その際に2019年度の決算についての説明と、今後の運営について説明しています。

その中で、2018年途中に加入し、昨季途中で引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスにまつわるスポンサーの件を次のように説明しています。

「スポンサーの撤退により、人件費が追い付かないフェーズが2年間続いてしまったことをファンの皆様には報告します。

フェルナンド・トーレス選手の獲得については賛否両論があると思いますが、トーレス選手が加入したことで実は3社とスポンサー契約を結んでいました。

そのところで、私自身や社内の出来事により、そのスポンサーが撤退することに至りました。

本来であれば、フェルナンド・トーレス選手に3社のスポンサーが付いてくれて、(状態が良くプレーを続けるなど)進んでいく予定であったことも報告いたします

ランビア

要するに、トーレスにスポンサーがついていたので、引退と同時にそのスポンサーも撤退したと言うことですね。

スポンサー問題は、フェルナンド・トーレス関係だけではない

DHCがスポンサーから撤退

2008年からサガン鳥栖のユニホームのスポンサーを務めていた「DHC」が撤退となりました。

2019年まで、DHCはユニフォームの胸スポンサーとなっており、ユニフォームのデザインに大きく関わるため、2020年のユニフォームの発表がかなり遅れたということになりました。

DHCがサガン鳥栖のスポンサーを撤退の理由は?

DHCがサガン鳥栖のスポンサーを撤退する理由については、色々と調べましたが明らかにされていません。

DHCがスポンサーとなった2008年シーズンあたりと比べて、2018年、2019年シーズンとそれぞれ14位、15位と低迷はしているものの、J1には残留できており、それが理由とは考えにくいです。

また新型コロナウィルスの問題で試合ができていないことが理由かとも思いましたが、撤退の報道が出たのはシーズン開始よりずっと以前のことなので、これも関係ないでしょう。

おそらくDHC側の問題かと、思われます。

「8億円」渡辺喜美氏に貸したDHC会長 規制緩和進めてもらう狙いがあった?

J-CASTニュースより
ランビア

なんだかDHCって、いろいろと問題を抱えているようですね。

2019シーズン前にはサイゲームスも撤退しています。

2019年シーズン前の、2019年1月13日には、スマホゲーム制作会社のcygames(サイゲームス)もスポンサー契約を終了していました。

サイゲームスについては背中スポンサーで、こちらもユニフォームのデザインに大きく関わるところでした。

ランビア

2019年のユニフォーム。

サイゲームスがサガン鳥栖のスポンサーを撤退の理由は?

サイゲームスの撤退については、Jリーグのアドバイザーを務める堀江貴文氏が29日に自身のツイッター(@takapon_jp)で、言及しているのを見つけました。

おそらく真相は鳥栖の社長が大口スポンサーに断りもなく高額年俸の選手とったり、息子を社長にしてバスケットボールチーム作ったりした挙句、さらに高額のスポンサー要求をしたことによると思われ。

引用:ゲキサカ
ランビア

そういえば、社長批判は、Twitterで時々見かけますね。

このままいけばクラブ消滅もあり得る?

写真出典:twitter

サガン鳥栖の竹原社長は次のように語っています。

「クラブの資金繰りが厳しいのは確か。このままリーグ戦が中断し、現在の状況が続いた場合の資金ショートについて、竹原社長は「頑張ります。他のJ1のクラブよりも(時期が)早いと思っていただいていいと思います。ただ頑張ります、大丈夫です」と語った。

ゲキサカより

Jリーグには以前、赤字が3連続続くとJリーグライセンスが交付されないという規定がありましたが、2017年に変更されており、赤字についてはこのまま続いてもクラブ消滅ということにはならないようです。

ただし、債務超過に陥った場合は、ライセンスが不交付となるようなので、このまま資金ショートが続くようなら竹原社長のことが通り、かなり厳しい状況に陥ると思います。

過去に債務超過で危機に陥ったクラブもある

「大分トリニータ」が、2010年あたりに債務超過に陥り、主力選手たちを移籍させて凌いだことがあ理ました。

その時に、のちに日本代表で活躍した清武弘嗣選手もセレッソ大阪に移籍させ、移籍先のセレッソ大阪から海外有名クラブへ移籍するなどの大活躍を見せたということもありました。

サガン鳥栖のファンの反応はいかに?

サガン鳥栖といえば、地元密着型のクラブで、アウェイでも多くのサポーターが応援に行くようなイメージがありますが、この状況、ファンはどのように見ているのでしょうか?

ランビア

「#がんばれサガン鳥栖」というハッシュタグ使って応援したい!

やはりサポーターとしては、なんとか頑張ってこの危機を脱してほしいと願っているようですね。

最後に

これは経営側の問題であり、選手はサガン鳥栖でプレイをしたいと思っているだろうし、サポーターはコロナの騒動が終息すれば、また選手たちのプレイを見たいと望んでいることでしょう。

新型コロナウィルス拡散防止のためリーグ自体が始まっておらず、どこのクラブも経営が厳しいようです。

1日も早い終息を、筆者も願っています。