【全日本大学駅伝2020】シューズはやはりスーパー厚底が区間新!
「全日本大学駅伝2020」は、青学か東海大か!という前評判の中、駒澤大学が最後の8区で追い上げ優勝を持っていきましたね。白熱したレースでした。そして同時に年始の箱根駅伝同様に区間新記録が連発し、その足元がやはりNIKEのあのスーパー厚底「アルファフライネクスト%」だったので、結果と共に「アルファフライネクスト%」についてご紹介します。
2020年から2021年にかけてのマラソン、駅伝のシーズンが始まりました。多くの人が集まる市民マラソンの多くは中止となっていますが、大学や実業団の大会については開催されていますね。
今シーズンはマラソン大会も出られそうにないね
だから、今シーズンは感染しないように観戦しようと思うねん。
それ、うまく言うたつもりか?www
全日本大学駅伝2020も、無観客で開催されました。
そして、その全日本大学駅伝2020においても選手たちの足元を見ると、ほとんどの選手がNIKEを履いていました。
区間新記録もいくつか出たことから、区間新記録を出した選手とシューズの相関関係を調べてみました。
全日本大学駅伝2020の成績一覧と区間賞
【全日本大学駅伝2020の順位と成績】
- 1位 駒澤大学 5時間11分08秒=大会新
- 2位 東海大学 5時間11分31秒=大会新
- 3位 明治大学 5時間12分24秒=大会新
- 4位 青山学院大 5時間12分42秒=大会新
- 5位 早稲田大学 5時間13分04秒=大会新
- 6位 東洋大学 5時間13分15秒
- 7位 帝京大学 5時間14分40秒
- 8位 順天堂大学 5時間14分43秒
- 9位 國學院大學 5時間15分16秒
- 10位 東京国際大学 5時間17分05秒
- 11位 中央学院大学 5時間19分25秒
- 12位 日本体育大学 5時間19分35秒
- 13位 山梨学院大学 5時間20分03秒
- 14位 日本大学 5時間20分41秒
- 15位 立命館大学 5時間22分26秒
- 16位 城西大学 5時間23分29秒
- 17位 皇學館大学 5時間27分35秒
- 18位 関西学院大学 5時間27分35秒
- 19位 びわこ学院大学 5時間29分35秒
- 20位 広島経済大学 5時間32分03秒
- 21位 京都産業大学 5時間32分33秒
- 22位 信州大学 5時間36分25秒
- 23位 札幌学院大学 5時間36分56秒
- 24位 日本文理大学 5時間38分04秒
- 25位 東北大学 5時間47分38秒
5位までが大会新記録なんて、すごくない?
ほんとに!ここ最近のレースって、どんどん学生が速くなってるなぁ
【全日本大学駅伝2020での各区間の区間賞】
- 1区 三浦 龍司(順大) 27分07秒=区間新
- 2区 川瀬 翔矢(皇學館大)31分24秒
- 3区 中谷 雄飛(早大) 33分42秒
- 4区 石原翔太郎(東海大)33分16秒=区間新
- 5区 佐藤 一世(青学大)35分47秒=区間新
- 6区 長田 駿佑(東海大)37分22秒=区間新
- 7区 神林 勇太(青学大)51分17秒
- 8区 田澤 廉(駒大) 57分34秒
8区のうち、4区で区間新記録が出たりしたら、そりゃ全体的にペースが上がって、5位までの学校が大会新記録ってことになっちゃうますよね。
ここまで見てから、区間新記録を出した選手が履いていたシューズを調べてみました
「全日本大学駅伝2020」で区間新記録を叩き出したシューズ
結論から言うと、「全日本大学駅伝2020」で区間新記録を叩き出したシューズは全てNIKEの「アルファフライネクスト%」でした。
各選手の足元を確認していきましょう
三浦龍司選手(順天堂大)のシューズ
1区で圧巻の走りを見せた三浦選手。シューズは、NIKEアルファフライネクスト%のライム/ブラックカラーやな。
石原翔太郎選手(東海大)のシューズ
NIKEアルファフライネクスト%のブライトマンゴーカラーやな
佐藤一世選手(青学大)のシューズ
NIKEアルファフライネクスト%のブライトマンゴーカラーやな
長田駿佑選手(東海大)のシューズ
ちょっと画像が荒いけど、NIKEアルファフライネクスト%のブライトマンゴーカラーやな
ほんまに全員一緒のシューズやん
いや、だから最初から言うてるやん
NIKEの「アルファフライネクスト%」とはどんなシューズなのか!
ランビアがいつも参考にしているMATSURUNチャンネルのHAGIさん。詳しく紹介してくれています。
2020年3月1日発売のアルファフライネクスト%は、当初購入条件が設けられていていました。
2018年2月27日から2020年2月27日の2年間にNIKE RUN CLUBを利用し、男子は2時間50分以内、女子は3時間40分以内の規定タイム内で完走したデータを持つこと。
NIKEサイトより
いわゆる、2時間50分切れないと買えないと言うかなりのシリアスランナーのみが購入できるモノでした。
おそらく学生だとフルマラソンを走った経験がないかもしれないので、もちろん当初は買えなかった代物でしょう。
現在はNIKEのオンラインストアなどで、普通に販売されています。
どういったシューズかと言うと、ご紹介したHAGIさんの動画内でもあるように履く人を選ぶシューズです。
ヒールストライクと言って、かかとで着地をするような選手に関してはクッションが効きすぎで反発が少なく、シューズの機能を活かせないだけでなく、接地時の安定感がなくなりマイナスに働く可能性まであります。
反対に、前足部で着地をすると、エアーポッドとカーボンプレートによる反発が大きい推進力を生んでくれれます。
万人が結果を出せるシューズではないですが、ハマる選手が履くと推進力が得られると同時に、ズームXという素材が分厚く入っているので、衝撃を吸収してくれてレース後半の疲れをフォローしてくれるというモノです。
それが、「全日本大学駅伝2020」で区間新記録が多く出たという結果に繋がったのでしょうね。
【最後に】
「【全日本大学駅伝2020】シューズはやはりスーパー厚底が区間新!」について書きました。
区間新記録を出したシューズが全部同じNIKEの「アルファフライネクスト%」でしたが、履く人を選ぶシューズということで、箱根駅伝2020で足元をピンク一色にして話題になった同じくNIKEの「ヴェイパーフライネクスト%」を履く選手も多かったですね。
どちらにしても、ほとんどNIKE一色という状況はしばらく続くと思いますよ。
箱根駅伝2021ではシューズがどうなるのか、というのも楽しみですね。