【三浦龍司(順天堂大)】スパイクやシューズ、出身中学高校は?

箱根駅伝2021の予選会に出場し、1年生ながら日本人トップのタイムを叩き出したのち、その2週間後の全日本大学駅伝では、1区で区間新記録を出し注目を集めている順天堂大学の三浦龍司選手のご紹介をしています。すでに高校から注目を集めていたので、出身高校はご存知だと思いますが、そのほかの情報も併せて記載しています。

全日本大学駅伝の1区を走った三浦龍司くん、早かったなぁ

9.5kmと短いけど27分07秒やもんなぁ
順天堂大学は、箱根駅伝2020で順天堂大学は総合14位で終わりシード権を獲得できなかったため、2021年の箱根駅伝に出場するためには予選会に出場し通過することが必要になるのですが、三浦龍司選手はそこでも1時間1分14秒のU20ハーフマラソンの日本最高記録で日本人トップ通過するというスーパールーキー。

あの大迫傑選手が大学1年生の時の記録より、6秒速いらしいで!
三浦龍司(順天堂大)選手の出身小学校と陸上の成績

三浦龍司(順天堂大)選手の出身小学校は、浜田市立国府小学校です。
小学校1年生の時から浜田ジュニア陸上教室(浜田JAS)という陸上教室に入って、すでに陸上を始めていました。

浜田ジュニア陸上教室のホームページが90年代風でびっくりしたわ
当時は1000mを専門にしていたようですね。
ただしまだ小学生ですので、いろんな競技をしてみるのも大事なことですので、80mハードルなど様々な種目の練習やレースを経験したようです。
三浦龍司(順天堂大)選手の出身中学校と陸上の成績

三浦龍司(順天堂大)選手の出身中学校は浜田市立浜田東中学校です。
地元である島根県の公立中学校ですね。
校区内には、海や山の豊かな自然があって、学校の近くに砂浜が約1キロメートルも広がる国府海水浴場もあるようです。

ちなみに▲上の写真は、三浦龍司選手が中学校3年生のときに市長を表敬訪問した時ものです。

市長に表敬訪問するくらいだから、中学生の頃から活躍してたの?

三浦龍司選手の中学校での主な成績をまとめておいたよ。
- 2015年10月 ジュニアオリンピック1500m ・・・・・ 3組11位
- 2016年 1月 全国都道府県駅伝 ・・・・・・・・・・・ 6区20位
- 2016年 8月 全⽇本中学校陸上競技選⼿権3000m ・・・ 1組8位
- 2016年 8月 全⽇本中学校陸上競技選⼿権1500m ・・・ 4組6位
- 2016年10月 ジュニアオリンピック3000m ・・・・・ 1組16位
- 2017年 1月 全国都道府県駅伝 ・・・・・・・・・・・ 2区34位
島根県ではトップクラスで、全国大会に出場できているだけすごいことですが、中学生の頃は全国で活躍するほどの選手では、ありませんでした。

全国でもトップクラスの高校に入学したことで一気に才能が爆発したようです。
三浦龍司(順天堂大)選手の出身高校と陸上の成績

高校は、地元の島根県を離れてスポーツ強豪校の京都の洛南高校に進学しました。
高校では、専門を3000m障害にコンバート。
このことが成果につながり次々と好成績を残していくことになります。
- 1年生次の近畿高校3000mユース障害 ・・・ 9分10秒78(大会新記録)
- 2年生次の近畿高校3000mユース障害 ・・・ 8分46秒56(U-18日本記録更新)
- 3年生次の近畿高校3000mユース障害 ・・・ 8分39秒37(U-18日本記録更新・日本高校記録更新)
▼下のツイートは近畿インターハイの時のものです。8分39秒49で、U-18日本記録更新・日本高校記録更新、もちろん大会新記録でした。

このあとすぐの全国大会で自分の出した記録を再び更新するんやから、すごいよね!
では、ここから高校生の時の三浦龍司選手の記録をまとめていきましょう。
- 2017年6月 ・・・・・ インターハイ京都大会3000m障害決勝(5位)
- 2017年9月 ・・・・・ 近畿高校ユース3000m障害(2位・大会新記録)
- 2017年9月 ・・・・・ 京産大記録会5000m(8組5位)
- 2017年12月 ・・・・ 全国高校駅伝(4区27位)
- 2018年1月 ・・・・・ 全国都道府県駅伝(5区29位)
- 2018年4月 ・・・・・ 織田記念大会5000m決勝(2組4位)
- 2018年6月 ・・・・・ インターハイ京都大会3000m障害決勝(1位日本高校新記録)
- 2018年9月 ・・・・・ 近畿高校ユース3000m障害(1位・U18日本新記録)
- 2018年10月 ・・・・・ 福井国体5000m決勝(3位)
- 2018年10月 ・・・・・ 京都府高校駅伝10km(1区 区間賞)
- 2018年11月 ・・・・・ 近畿高校駅伝(6区 区間賞)
- 2018年12月 ・・・・・ 全国高校駅伝(1区 21位)
- 2019年1月 ・・・・・ 全国都道府県駅伝(1区 5位)
- 2019年4月 ・・・・・ インターハイ近畿大会(1位 U-18日本記録更新・日本高校記録更新・大会新記録)
- 2019年4月 ・・・・・ 日本選手権3000m障害決勝(5位)
- 2019年8月 ・・・・・ インターハイ1500m決勝(6位)
- 2019年8月 ・・・・・ インターハイ3000m障害決勝(2位)
- 2019年10月 ・・・・・ 茨城国体5000m決勝(7位)
- 2019年10月 ・・・・・ 大阪長距離記録会3000m(1位)
- 2019年12月 ・・・・・ 日体大記録会5000m(43組1位)
- 2019年12月 ・・・・・ 全日本高校駅伝(1区 21位)
- 2019年11月 ・・・・・ 近畿高校駅伝(6区 区間賞)
- 2020年1月 ・・・・・ 全国都道府県駅伝(5区 11位)
- 2020年2月 ・・・・・ U20日本選手権クロスカントリー(8位)
特に3000m障害が秀でていますが、それ以外でも多くの好成績を残しています。
どちらからと言えば、ロードよりもトラックの方が良い成績を出していますが、マルチプレーヤーであることは間違いなさそうです。
大学に進むとさらに長距離種目の練習も行うでしょうから、幅広い活躍を見せてくれることになるでしょうね。
三浦龍司(順天堂大)選手のスパイクとシューズ
高校生の頃は、トラックでもロードでもアシックスを愛用していたようです。
写真では正確なところまでは分かりませんでしたが、ロードで履いているシューズはアシックスのソーティだと思われます。トラックで履いているスパイクは判別がつきませんでした。また分かり次第追記しますね。
大学に入ってからのレース用シューズはNIKEに変更したようですね。
動画は全日本学生駅伝の時のものですが、シューズはNIKEのスーパー厚底「アルフフライネクスト%」です。

しかし最後のスパートは短距離走のようでしたね。
スパイクも同様にNIKEで、NIKEエアズームビクトリーだと思われます。
三浦龍司(順天堂大)選手のWiki的プロフィール


爽やかな笑顔だ!
名前 | 三浦龍司 |
フリガナ | ミウラリュウジ |
生年月日 | 2002年2月11日 |
出身地 | 島根県浜田市 |
身長 | 165cm |
体重 | 52kg |
パワフルな走りから想像してたより意外と小柄な選手ですね。

でも体重も軽いし、長距離向きやね
【最後に】
「【三浦龍司(順天堂大)】スパイクやシューズ、出身中学高校は?」について書きました。
本当にスーパールーキーが登場してきたという感じですね。

でも、なんで駅伝では競合ではない順天堂大学に進学したんやろ?

実は、ちゃんと理由があって、ある選手を目標にしてるらしいよ
そのある選手というのは、順天堂大学OBの塩尻和也選手(現・富士通)で、3000m障害を専門にしていて、大学在学中にリオオリンピックにも出場しています。
三浦龍司選手もオールラウンダーを目指すと言っていますので、塩尻和也選手の存在があったのだと思います。
箱根駅伝2021は予選会からの出場ですが、三浦龍司選手の走る区間は注目してみておきましょう!