【川内優輝】シューズは厚底シューズを履かない理由

陸上

この記事に書いてあること

以前は公務員ランナーとしてマラソンを走ったりして注目を集めていた川内優輝選手。現在は「あいおいニッセイ同和損害保険」と契約してプロランナーとなっていますね。その川内優輝選手ですが厚底シューズが全盛の中、薄底のシューズを履き続けている理由を調べてみましたので、その内容をご紹介しています。

ともだち

もうマラソンや駅伝は、すっかりNIKEの厚底シューズだらけやね

ランビア

そうそう、それがいいのか悪いのかの議論は置いといて、他のシューズを履いてる人の方が珍しいという状況になってるもんな。

陸上長距離においてすっかりナイキの厚底シューズが全盛になっている中で、アシックスの薄底シューズでレースに出場し続けているのが、かつて埼玉県庁の職員で市民ランナーとしてマラソンに出場し活躍したことで有名になった川内優輝選手です。

彼が、なぜアシックスの薄底シューズを履き続けるのか、また薄底シューズのメリットはどこにあるのかをご紹介していきます。

川内優輝選手はなぜ厚底シューズを履いてレースでないのか?

川内優輝選手
画像出典:デイリーWEBサイトより

2019年4月からプロに転向したあいおいニッセイ同和損保とアドバイザリースタッフ契約を結んでいる川内優輝選手が厚底シューズについてどう考えているのかの本音の部分は、知る由もないですが、世界陸連のソールの厚さに関する規定ができたことに対して次のように語っていたようです。

「ルールができたので選手は安心する」とした一方で、「(他社の)プロトタイプ(商品化されていない試作品)はどうなるのか」と疑問も呈した。
 「ルールに不明確な部分がある」と言う川内は「例えば、三村さんの靴が一番影響を受けるんじゃないか」と指摘。1月の大阪国際女子を制した松田瑞生(ダイハツ)や高橋尚子、野口みずきらを担当したシューズ職人の三村仁司氏は各選手に合わせて製作するため、「日本の技術力の象徴みたいなものが、一番被害をこうむるのかなと思う」と語った。
 また、現場の本音として「(選手は)シューズの問題でうんざりしている。アスリートの努力が認められるような本来の形に戻ってほしい」と願っていた。

デイリーWEBサイトより

川内優輝選手は、市民ランナーの頃もしくはもっと以前からアシックスのシューズを愛用しており、現在はプロランナーとしてアシックスとして契約しています。

実業団の選手はチームとしてスポーツメーカーからサポートを受けていても、立場はその会社の社員ということになるので、どのシューズを履いてレースに出場しても構わないですが、プロとして契約をしているならばそういうわけにはいかないでしょう。

つまり、もし川内優輝選手がNIKEのアルファフライやヴェイパーフライなどの厚底シューズを履いてレースに出場したいと思っても契約上難しく、NIKEの厚底シューズを「履かない」というよりは「履けない」状態であるのでしょう。

ランビア

NIKEの厚底を履きたいと思っているかどうかは分かりませんけどね

川内優輝選手のレース用シューズはアシックスのソーティマジック

アシックスの創業者である鬼塚喜八郎が、心血を注いで開発したマラソンシューズが「マジックランナー」というシューズで、その名前を受け継いでいるのが「ソーティマジック」です。

ランビア

つまりめちゃくちゃ歴史のあるシューズってことなんですよね

ソールは薄くダイレクトな接地感があって、デュオソールというアウトソールを採用していて、まさに「地面を噛んで走る」という感覚のシューズです。

接地位置に関しては許容範囲が広くて、フォアフット(前足部着地)でもヒールストライク(かかと着地)対応が可能に作られています。

この動画では判別しにくいですが、NIKEの厚底でないことは確かなようですね。

練習用シューズはGEL-KAYANOを愛用しているようですね

また、GEL-KAYANOを愛用しているそうです。

GEL-KAYANOというシューズは、アシックスの衝撃吸収性にすぐれたGELをかかとと前足部に搭載して、かかとのホールド感を高い、すごく安定感の感じられるシューズです。

ランビア

ボクも以前履いていて、大阪マラソンにもこれで出場したで!

レースではないときは、おそらく怪我のリスクを極力減らしたいのでしょう。レース用のソーティマジックと違いソールが比較的厚く、安定感のあるシューズを履いています。

アシックスにも厚底はあるけど履かないのは?

asics metaride

▲上はアシックスの「METARIDE」というシューズです。

こちらも厚底シューズではあるのですが、「ランナーが少ない力でより長くより、楽しく走ることを追求する」というのがコンセプトであり、より速く走るというレーシングモデルとは対極にあるので、まずエリートランナーは履かないでしょう。

asics メタレーサー

▲こちらは、アシックスの「META RACER」というモデルで、NIKEのヴェイパーフライと同様のコンセプトです。レーシングモデルで、かつカーボンプレート入りの厚底です。

ランビア

ボクも試し履きしたけど、カーボンプレート入りと言ってもクセがなく、とてもいいシューズですよ。

川内優輝選手なら、こちらを履けば良いように感じますが、薄底の方が好みなのでしょうか。

理由は定かではありませんが、メタレーサーを履いているという情報はありませんでした。

薄底シューズのメリット・デメリット

【メリット】

  • 地面の感覚をダイレクトに感じることができる
  • 足指を使って蹴って走ることができる

【デメリット】

  • 地面の衝撃を受けやすい
  • レース後半で疲労が溜まりやすい

日本人とアフリカ系の選手とでは、脚の筋力や足首の柔軟性が違うため、前足部での着地よりも、より足の後ろで着地した方がよいとされて、薄底シューズが好まれましたが、昨今の状況を見ていると違うのかも知れませんね。

川内優輝選手のWiki的プロフィール

名前川内優輝
フリガナカワウチユウキ
生年月日1987年3月5日
出身地東京都世田谷区
身長175cm
体重62kg
所属あいおいニッセイ同和損害保険

自己ベストの記録は次の通りです。

  • 800m ・・・・・・・・ 2分02秒97(2020年)
  • 1500m ・・・・・・・ 3分50秒51(2012年)
  • 5000m ・・・・・・・ 13分58秒62(2012年)
  • 10000m ・・・・・・ 29分02秒33(2010年)
  • ハーフマラソン ・・・・ 1時間02分18秒(2012年)
  • 30km ・・・・・・・・ 1時間29分31秒(2013年)
  • マラソン ・・・・・・・ 2時間08分14秒(2013年)

【最後に】

以上「【川内優輝】シューズは厚底シューズは使用しない理由」について書きました。

NIKEの厚底ばかりの中で、日本メーカーであるアシックスを履いて優勝とかカッコよすぎると思いませんか?

筆者も日本人に多い甲高幅広の足をしていて、NIKEのシューズはランニングで履くと途中で痛くなってしまいます。

日本人には日本人のためのシューズがあってもいいと思います。川内優輝選手がんばってくださいね!