【高橋英輝】中学はテニス部だった？高校の情報と大学時代にも日本新！
東京オリンピッックへの出場が内定している競歩の高橋英輝（たかはしえいき）選手が、2020年11月14日の順大競技会で、国際審判員不在で世界記録として認定はされないまでも１万メートル競歩で世界記録をも上回る37分25秒21をマークしました。また過去に日本記録を塗り替えています。
そんな高橋英輝選手の中学や高校、競歩の成績、乃木坂46のファンだったことについてまとめた記事です。
せっかく世界新記録なのに、国際審判員が不在だからってちょっとつらいね
それは、その通りやねんけどな。いまさらっとこの情報読んだやろ？
そもそも10,000mを37分25秒21って、すごいねんで！
ランニングでも27分台が日本記録だし、一般ランナーはこのスピードで走れないよ。
というスゴイ記録をたたき出した高橋英輝選手ですが、いったいどんな選手なのでしょうか？
高橋英輝選手の中学や高校は？
では、まず出身の中学や高校はどこなのかをご紹介しましょう。
高橋英輝選手の卒業した中学
高橋英輝選手の出身中学校は岩手県の花巻市立宮野目中学校です。
中学時代の情報は特にありませんでしたが、次のようなツイートが見つかりました。
どうやら、中学時代はソフトテニスをしていたようです。小学校の時はサッカーに熱中していたという情報もあって、中学までは陸上とは無縁だったようですね。
高橋英輝選手の卒業した高校
そして、高橋英輝選手の出身高校は、また地元の岩手県立花巻北高校です。
高校の情報をインターネットで調べて見ると、偏差値が５８で、岩手県内で７位、公立だけで絞ると３位という進学校です。
最初から競歩をしていたかどうかは定かではないですが、高校では陸上部に入部し、競歩は高校２年生から始めたのだそうです。
しかし、
「最初は競歩がかっこいいとは思えなかった」
と本人も語っていて、ここから推測するに長距離で成績が出なかったのか、なんらかの理由で競歩に転向したようですね。
それにしても、高校２年生から始めた競歩ですが「東北高校生新人陸上」において、いまだに5000m競歩の記録保持者だというのですからすごいですね。
5,000mを21分って、ワシが走るより早い。。。
そして、陸上と同時に勉強もがんばったのでしょう。小学校の教師を目指して卒業後は国立の岩手大学に進学をしました。
高橋英輝選手の岩手大学時代の成績
進学したといっても、高校卒業の春に東日本大震災があり、大学生活のスタートが約１カ月遅れるなどして、決して恵まれた状況ではありませんでした。
入学してから、しばらくはラーメン店で深夜のアルバイトに明け暮れて、
「バイトが終わったら、牛丼店に行ったり、コンビニエンスストアで冷凍食品を買ったり、アスリートからは程遠い食生活だった」
産経WESTより
と語っています。
大学４年の２月に開催された日本選手権にて、２０キロ競歩で当時の日本新記録をマークして優勝。
世界選手権（北京）に出場しています。
競歩で好成績を出すようになってから日本陸連から強化費がもらえるようになって、練習に集中できるようになったらしいのですが、なんと、大学４年までは生活費のこともあって、ずっとアルバイトしていたとのこと。
それで、日本新記録って聞くと、なんだか日本人的心情でいうと応援したくなる選手ですよね。
高橋英輝選手の記録
| 開催年 | 大会 | 距離 | 順位 |
|---|---|---|---|
| 2015年 | 日本選手権 | 20km | 1位 |
| 2016年 | 日本選手権 | 20km | 1位 |
| 2016年 | リオデジャネイロ五輪 | 20km | 42位 |
| 2017年 | 日本選手権 | 20km | 1位 |
| 2017年 | 世界選手権 | 20km | 14位 |
| 2017年 | 国体 | 10,000m | 1位 |
| 2018年 | 日本選手権 | 20km | 1位 |
| 2018年 | アジア大会 | 20km | 5位 |
| 2019年 | 日本選手権 | 20km | 1位 |
日本ではトップクラスの成績ですが、世界の壁は厳しいといった印象ですね。
しかし、先日の非公認ながら世界新記録を更新するなど調子を上げてきている様子です。
東京開催という地元の強みもありますし、メダルを期待してしまいますね。
ちなみに、タレントの「みちょぱ」のいとこである池田選手も同じ20kmでオリンピックの出場内定が出ています。
https://topspeed.life/etc/583/高橋英輝選手のWiki的プロフィール
| 名前 | 高橋英輝 |
| フリガナ | たかはしえいき |
| 生年月日 | 1992年11月19日 |
| 出身地 | 岩手県花巻市 |
| 身長 | 175cm |
| 体重 | 56kg |
| 専門種目 | 競歩 |
上でも書きましたが、1992年11月の生まれだということは、高校３年の卒業手前で震災にあっています。
とても大変だっただろうと思います。
幸い、花巻市は、被害の程度が小さかったようです。
ただし、沿岸部と内陸部の中間的な場所あることや、空港や高速道路などの交通インフラが整っていることから、「災害救助・救援」の広域的な拠点としての役割を担うこととなって、全国から集まった警察官やボランティア団体、自衛隊機・消防車両などの搬送基地として機能したらしいですね。
その当時は、さぞかし物々しかったでしょう。
そんな中でも陸上への気持ちは切らさなかったところは、さすがトップアスリートといったところです。
高橋英輝選手は乃木坂オタク
ご本人がテレビ出演した際に乃木坂46のファンであることを公言しています。
その中でも西野七瀬さん（現在は卒業している）のファンということで、グッズを披露していました。
もしかしたら、大会前に聞いていたりするのかも知れませんね。
【最後に】
以上「【高橋英輝】出身の中学高校は？日本記録は何度も更新！」についてご紹介しました。
どうでしたか？
高橋英輝選手、努力家・がんばりやのイメージですよね。競歩という種目にあっているような気がします。
ちなみに競歩という競技自体あまりメジャーではないと思うので、競技人口や実際に選手が競歩を始めるきっかけなどをまとめた記事もありますので、良かったら読んでみてくださいね。
